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「自動で収入が入る仕組みを作る」
そう聞くと、どこか怪しく聞こえるかもしれません。
僕も最初はそうでした。
副業を始めたばかりの頃、毎日ひたすら作業をしていました。
朝起きてSNSを更新し、昼休みにブログを書き、夜はnoteを編集。
それでも、気づけば“収益ゼロの日”が続いていたんです。
「こんなに頑張ってるのに、なんで結果が出ないんだろう？」
焦りと空回りの繰り返し。
当時の僕は、“働いた時間”と“収益”が比例すると思い込んでいました。
でも、あるとき気づいたんです。
「手を動かさない時間にも、価値を生み出す仕組みを作ればいい」と。
たとえば、1度書いたnoteが毎日少しずつ読まれて売れていく。
1枚のテンプレートが、何度も購入される。
あるいは、自動返信のLINEが、信頼を積み上げてくれる。
そんな“仕組み”が整い始めたころから、
僕の副業は「頑張るもの」から「回り続けるもの」へと変わりました。
この記事では、
スキルゼロの僕がどのようにして“自動で収益が入る仕組み”を作ったのか、
そして、あなたも今日から始められる“仕組み化の第一歩”を具体的に紹介します。
大丈夫。難しい専門スキルも、特別な才能もいりません。
必要なのは、「一度頑張って、後で楽をする」という考え方だけ。
「時間がない」「継続できない」と悩む人ほど、
この仕組みづくりの考え方が、あなたの副業を変えてくれるはずです。
「働いていない時間」にもお金が動く仕組みを作りたかった
副業を始めたばかりの頃、
僕は“作業を止めた瞬間、収入も止まる”という現実にぶつかっていました。
どれだけ頑張っても、手を止めればゼロに戻る。
休みの日も気が抜けず、
気づけば「働くために生きている」ような感覚にさえなっていたんです。
当時の僕は、会社の仕事が終わったあと、
眠い目をこすりながら副業の作業を続けていました。
「もう少しやれば、結果が出るかもしれない」
そう信じて、毎晩パソコンに向かっていました。
でも現実は、頑張るほど時間も心もすり減っていく。
“頑張る＝稼げる”が成り立たないことに、ようやく気づきました。
そんなとき、SNSである言葉を見かけたんです。
「“働いていない時間”にもお金が動くようにしよう」
最初は意味がわかりませんでした。
「そんな魔法みたいなことができるのか？」って。
でも少しずつ、考え方が変わっていきました。
毎回ゼロから作業するのではなく、
一度つくった仕組みが自分の代わりに働く状態を作ればいいのではないかと。
たとえば、1度書いたnote記事がSNSでシェアされて、
寝ている間に読まれ、購入されていく。
1度作ったテンプレートが、1週間後も1ヶ月後も売れていく。
これだと思いました。
時間を切り売りする働き方ではなく、
時間を資産化する働き方へと変える。
この考え方が、僕の副業の転機になりました。
そこから少しずつ、試行錯誤が始まります。
最初は手動ばかりだったけれどその積み重ねが、
後に“自動で収入が回る仕組み”の土台になっていきました。
最初は全部“手動”。でも、その経験が仕組みの土台になった
今でこそ「自動で収益が入る仕組み」と言うとスマートに聞こえるけれど、
最初の僕の副業スタイルは、とにかく“手動フル稼働”でした。
朝はSNSで投稿、昼休みにコメント返信、夜はnoteの記事を書き、
夜中にDM対応やテンプレ販売ページの修正。
1日中スマホかパソコンを触っていないと落ち着かないほど、
止まったら終わるという焦りの中で動いていました。
でも、そんな毎日の中で少しずつ変化がありました。
SNSの投稿に対して、「どんな言葉で反応があるのか」
noteの記事では、「どんなタイトルが売れるのか」
DMでは、「どんな質問に共感されやすいのか」。
最初は闇雲にやっていたけれど、繰り返すうちにデータのようなものがたまっていきました。
「これは自分が毎回やらなくてもいいな」
「ここは自分の言葉で伝えたほうがいいな」
そんな自動化すべき部分と手をかけるべき部分の違いが、少しずつ見えてきたんです。
気づけば、当時の“手動作業の積み重ね”が、今の仕組みの設計図になっていました。
最初からツールを使いこなしていたわけでも、マーケティングを学んでいたわけでもない。
ただ、自分の行動を観察して、“反応があったことを残す”ことを意識しただけです。
そしてあるとき、ふと思いました。
「自動化って、最初からやるものじゃなくて、“積み上げの結果”なんだ。」
この考えに変わってから、焦りがなくなりました。
「いきなり自動で回す」のではなく、「小さな成功を残していく」。
そうやって積み上げた地味な手動作業こそが、
今の“仕組み”の根っこを支えています。
スキルゼロでもできた！“自動で収益が回る”3つの仕組み
正直に言うと、僕は最初からマーケティングの知識があったわけでも、
デザインスキルが高かったわけでもありません。
でも、ある日ふと気づきました。
「“自動化”って、難しい仕組みじゃなくてもできるんだ」と。
実際に僕が作ってきた“自動で収益が回る仕組み”は、
たった3つのシンプルな流れです。
1️⃣ note × SNS導線
これは今でも一番の基盤です。
noteに自分の体験をまとめて記事として販売し、
SNSの投稿の中で自然にリンクを貼るだけ。
たとえば
「○○で失敗したけど、こうやって乗り越えた」という投稿の最後に、
「詳しくはこの記事でまとめました」と書くだけで、読者が興味を持ってくれる。
つまり、SNSは人を集める場所、noteは価値を届ける場所。
この2つをつなぐだけで、
「1度書いた記事が、24時間働き続ける資産」になります。
2️⃣ Canva × テンプレ販売
次に挑戦したのがテンプレ販売。
Canvaで作った資料や画像、バナーデザインを販売する仕組みです。
最初に1つ作るのは確かに時間がかかります。
でも、1度完成すれば、何度も販売できます。
僕も「学級通信テンプレート」を作ったとき、
翌月も、その次の月も、ずっと売れ続けました。
1回作って終わりではなく、
“1回作れば、何度でも自分の代わりに働いてくれる”
これがテンプレ販売の強みです。
3️⃣ LINEステップ配信
そして最後は、「信頼を自動で育てる仕組み」です。
たとえばLINE公式アカウントで、
登録した人に自動でメッセージを送るように設定。
1通目は挨拶、2通目は自己紹介、3通目は無料プレゼント、
4通目で提案（note・テンプレ販売など）といった流れを組むだけで、
自分が寝ている間にも“信頼→行動”のサイクルが回ります。
どれも特別なスキルは必要ありません。
大切なのは、「最初の1つを形にする」こと。
1度仕組みを作ってしまえば、
それは何度でも再利用できる“資産”になります。
自動化とは、システムを作ることではなく、
“自分が動かなくても動いてくれる仕組み”を整えること。
スキルゼロからでも、ちゃんと作れるんです。
自動化でラクになったのは、“作業”じゃなく“心の余白”だった
仕組みが少しずつ回り始めたとき、
最初に感じたのは「ラクになった」という感覚でした。
でもその“ラクさ”は、単に「作業が減った」という意味ではありません。
むしろ、「焦らず考える時間が増えた」という方が正確でした。
以前の僕は、1日中パソコンの前に座って、数字を追いかけていました。
アクセス数、フォロワー数、売上。
画面の数字が少しでも減ると、「もっとやらなきゃ」と焦る。
それが副業の日常でした。
けれど、自動化の仕組みを作ってから、
少しずつ心に“余白”ができたんです。
収益の通知が届くようになっても、
「やった！」よりも、「少し落ち着いて考えられるな」と思えたのを覚えています。
時間に追われなくなると、見えてくる景色も変わりました。
「次はどんな人に届けたいか」
「どんな言葉なら、もっと伝わるか」
そんな本質的なことを考える余裕が生まれた。
自動化とは、ただ作業を機械に任せることじゃない。
“自分が考える時間を取り戻す技術”なんだと気づきました。
それまでは「動き続けること」が正義だと思っていたけれど、
立ち止まって考える時間のほうが、成果を変えることもある。
仕組みを作ることで、“働かない時間”が生まれる。
その空白こそ、次の一歩を決める余白だったんです。
仕組みづくりのコツは、「一気に作らない」こと
副業を始めたばかりの頃、僕は「完璧な自動化」を目指していました。
SNSの投稿も、LINEの導線も、note販売も、
全部つながった“完璧な流れ”を一気に作ろうとしていたんです。
でも、結果は逆効果でした。
手をつける範囲が広すぎて、何ひとつ完成しない。
「仕組みを作る」どころか、仕組みに振り回されていたんです。
そこから学んだのは、“仕組みは分解して作る”という考え方。
たとえば、こんな小さなステップで十分です。
- 今日はSNSの固定ポストだけ整える
- 明日はnoteの記事に販売リンクを貼る
- 明後日はLINEの挨拶メッセージを設定してみる
1日1ステップでも、積み重なれば“仕組み”になります。
むしろ、一気に完成させようとすると、途中で必ず息切れする。
僕も、最初の頃は「全自動」を理想にしていました。
でも、実際に成果が出たのは、
“半自動でも動く状態”を先につくったとき。
不完全でも、とりあえず動く仕組みを作る。
そして、回り始めてから少しずつ改良していけばいい。
自動化のコツは、“スピードより積み重ね”。
仕組みは一晩でできるものではなく、
生活の延長線で整っていくものです。
焦らず、完璧を求めすぎず、
「今日はここだけ整えよう」の一歩が、収益化のはじまりになります。
まとめ｜手を動かした経験が、仕組みの燃料になる
ここまで読んでくださりありがとうございます。
副業を始めてすぐに“完璧な仕組み”を作れる人なんていません。
最初は手探りで、思うように動かなくて、何度もやり直す。
でも、その「試行錯誤した時間」こそが、
あとで仕組みを動かす燃料になります。
僕自身、最初は何も自動化できず、
毎日手動で投稿や販売を続けていました。
けれど、振り返ってみると、その地道な経験があったからこそ、
「何を仕組みに任せて、何を自分でやるか」が明確に見えたんです。
最初から効率を求めすぎなくていい。
今、あなたが手を動かして積み上げているその時間が、
やがて“自動で動く仕組み”を動かすエンジンになる。
「自分の努力を自動化する」
その発想を持てば、
あなたの時間も、働き方も、もっと自由に変わっていきます。
