応募しても全部落ちた…うつ病・無職から始めた副業初心者のリアルな失敗談

副業・稼ぎ方

副業を始めたばかりの頃、応募しても応募しても、すべて落ちました。

通知が届くたびに胸がざわつき、開くと「不採用」の文字。

たった一文を見るだけで、一日中気持ちが沈んでしまう。

20件以上応募しても、返ってくるのは全部同じ結果でした。

「やっぱり自分には無理なのかもしれない」
「スキルもないし、初心者だから当然だよな」

頭の中でそんな言葉がぐるぐる回り、気づけばパソコンを開くのも怖くなっていました。

でも同時に、「このまま挑戦をやめたら、何も変わらない」という不安も消えてくれない。

ここでは、そんな僕が経験した“副業初心者ならではの失敗談”を正直にお話しします。

もし今、同じように「応募しても全部落ちている」と感じているなら、きっと少し心が軽くなるはずです。

最初の挫折|応募しても全部落ちた現実

副業を始めたばかりの頃、僕はクラウドソーシングで目に入った案件に片っ端から応募していました。ライティング、データ入力、アンケート——「これならできそう」と思った仕事には、勇気を振り絞って積極的に挑戦したのです。

けれど、結果はすべて不採用。10件応募しても、20件応募しても、返ってくるのは同じ通知ばかり。「残念ながら今回は…」という定型文を読むたびに、心臓がぎゅっと縮むような気持ちになりました。

「やっぱり自分には向いていないのかもしれない」
「スキルも経験もないから仕方ないよな」

頭の中でそんな言葉が何度も響き、次の応募ボタンを押すのがどんどん怖くなっていきました。副業のスタートラインに立ったつもりが、最初に直面したのは「応募しても全部落ちる」という厳しい現実だったのです。

なぜ落ち続けたのか?初心者が陥りやすい原因

今振り返れば、落ち続けたのにはちゃんと理由がありました。

プロフィールはほとんど空欄のまま。自己PRも「頑張ります!」「やります!」と一言で終わっていて、相手に伝わるものがなかったんです。

さらに、実績ゼロなのに「文字単価1円以上」や「経験者限定」といった高単価の案件ばかりに応募していました。今ならわかりますが、クライアントからすれば「誰に仕事を任せるか」は大事な判断。実績がなく、自己紹介も薄い人に依頼する理由はどこにもなかったんですよね。

初心者に必要なのは“スキル”よりもまず“信頼”。それを積み重ねることがスタート地点なのに、僕はそこを飛ばしてしまい、結果として「入り口の壁」に何度も跳ね返されていたのです。

心が折れそうになった瞬間と、そのときの気持ち

20件以上応募して全部落ちたとき、正直「もう副業なんて無理だ、やめよう」と思いました。応募結果の通知がスマホに届くたびに心臓がざわつき、開くと「不採用」の文字。たった数文字なのに、それを見るだけで一日中気分が沈んでしまう。

落ちるたびに「やっぱり自分には価値がないんだ」と思い込み、自信はどんどん削られていきました。次の応募ボタンを押すのが怖くなり、手が止まる。そんな自分を見て、さらに落ち込む。まさに負のループでした。

でも同時に、「このまま挑戦をやめたら、ずっと無職のまま」という現実も頭を離れませんでした。やめたい気持ちと、続けなければという焦り。その間で毎日揺れ動きながら、どうにか踏みとどまっていたのです。

失敗から学んだ小さな改善点|通過率を上げた工夫

落ち続けて心が折れそうになったとき、「何かを変えないと同じ結果になる」と思い、ほんの小さな改善を始めました。

まずはプロフィール。これまで空欄ばかりだったページに、自分の経歴や得意なこと、どんな思いで副業を始めたのかを書き加えました。さらに応募文も、「頑張ります!」だけで終わらせず、「なぜ自分がその仕事に挑戦したいのか」「これまでの経験をどう活かせるのか」を具体的に伝えるようにしました。

そしてもう一つ。「低単価でもいいから経験を積もう」と割り切り、初心者歓迎の案件にシフトしたのです。するとある日、初めて「採用」の文字が届きました。

金額はほんの数百円。それでも、「落ち続けた自分でも通るんだ」と感じられた瞬間、胸の奥がじんわりと熱くなりました。小さな成功でしたが、それは大きな自信につながったのです。

「落ちても大丈夫」から始まる副業の一歩

副業を始めたばかりの頃は、応募しても落ちるのが普通です。むしろ、落ちて学んだことの方が多かったと今では思います。最初から順調に通る人なんて、ほんの一握り。だからこそ、落ちても「自分はダメだ」と決めつける必要はないんです。

大切なのは、落ちても挑戦をやめないこと。プロフィールを少し直す、応募文に一文加える、低単価の案件から経験を積む。そうした小さな改善を重ねていけば、必ず「採用」の文字に出会える瞬間が訪れます。

その最初のチャンスこそが、未来の収入や働き方につながっていきます。だから、落ちても大丈夫。むしろそこからが、本当のスタートなのです。

まとめ

応募しても全部落ちる。

副業を始めたばかりの頃、僕も何度もその壁にぶつかりました。

プロフィールの書き方もわからず、実績もゼロ。挑戦するたびに落ち続けて、「やっぱり自分には無理なんだ」と思った日も数えきれません。

でも、不思議なことに、その失敗の中にこそ学びがありました。自己紹介を少し工夫する、応募文を丁寧に書く、低単価でもまず経験を積む。そんな小さな改善が、やがて次のチャンスを呼んでくれたのです。

副業は、最初から順調に進む人の方が圧倒的に少ないと思います。だからこそ、落ちても「終わり」ではなく「経験の一部」だと受け止めてください。落ちても大丈夫。

挑戦を続ける限り、必ず前に進めます。

僕自身も、そこから一歩ずつ積み上げてきました。だから、もし今あなたが落ち続けてつらい気持ちでいるなら、安心してください。

あなたは一人じゃないし、その経験は必ず未来につながっていきます。勇気を出して、また一歩、歩き出してみましょう。

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