目次
「毎日記事を書いているのに、誰にも読まれない…」
ブログを始めた人なら、一度はぶつかる壁ですよね。
僕自身、最初の頃はまさにそうでした。
記事を投稿しても、アクセスはほぼゼロ。
「やっぱり才能がないのかもしれない」と落ち込んだ日が何度もありました。
でも、ある日ふと気づいたんです。
「才能がないんじゃなくて、やり方を間違えていただけ」だと。
この記事では、僕が“書いても読まれない地獄”から抜け出せたシンプルな3ステップを紹介します。
これからブログを頑張りたい人に、少しでも役立ててもらえたら嬉しいです。
1|“自己満の日記”から“読者目線の記事”に変える

僕がブログを始めたばかりの頃、一番最初に書いた記事はまさに“自己満の日記”でした。
「今日は〇〇に行きました」
「これを食べて美味しかったです」
そんな内容を一生懸命書いたのに、反応はゼロ。
アクセスもほとんど伸びず、正直かなり落ち込みました。
でも、そこで気づいたのは、読者は「僕の日常を知りたい」わけじゃない。
読み手が知りたいのは、“自分にとってどんなメリットがあるか”なんですよね。
例えば「今日はカフェで作業しました」ではなく、
「集中できる作業環境を作るなら、カフェを使うと意外と効率が上がる」
という形に変える。
同じ出来事でも、伝え方を「自分ごと」から「読者ごと」に変えるだけで、反応が大きく変わることに気づきました。
そこから僕は記事を書くときに、必ず自分に問いかけるようにしました。
「この文章は誰の役に立つだろう?」
「読者はこの記事を読んで、どんな気持ちになれるだろう?」
この問いを入れるだけで、記事が“日記”から“読まれる記事”に変わっていきました。
実際に「副業で時間がない人に向けた時短術」や「失敗談から学んだマインドセット」を書いたときには、アクセスが一気に増えたんです。
つまり、
「自分の話」+「読者のメリット」=読まれる記事。
これがブログを続ける上で最初に乗り越えるべき壁だと実感しました。
2|ブログ内だけじゃ届かない|“入口”を増やす発想

正直に言うと、最初の頃は「記事を公開すれば、誰かが自然に読んでくれるだろう」と思っていました。
でも現実は甘くなくて、ブログだけ公開していてもPVはほとんど伸びませんでした。
「せっかく書いたのに、誰も見てくれない…」という虚しさだけが残ったんです。
そこで気づいたのが、記事は“書くだけ”じゃ届かないということ。
読んでもらうためには、“入口”を増やさなければならない。
入口とはつまり、記事にたどり着くための導線のことです。
僕の場合、まず始めたのはSNSでのシェアでした。
Xに記事の要約や自分の気づきを添えて投稿するだけで、いきなり読まれる数が増えたんです。
「同じ悩みを持ってる人に届いたんだ」と実感できた瞬間でした。
さらに、記事そのものにも“入口”を仕掛けました。
プロフィール欄に「副業初心者向けの記事を書いています」と一文を入れる。
記事の最後に「関連記事はこちら」と次に読んでほしい記事のリンクを置く。
ほんの少しの工夫ですが、それだけで読者の滞在時間、PV数が伸びていきました。
ブログは発信の場として優秀ですが、「閉じた空間」でもあります。
だからこそ、SNSやプロフィール、記事末尾を“入口”に変えることが大事。
ただ公開して終わりではなく、「次にどう読まれるか」を考えて動くと、自然とPV数も滞在時間も増えていきます。
3|「記事は一人で書くもの」から「読者と一緒に育てるもの」へ

僕がブログを始めた頃は、とにかく「一人で書いて一人で完結する」スタイルでした。
書き終えたら公開して、あとは数字を眺めるだけ。
でも、これでは孤独感が強く、モチベーションもすぐに下がってしまったんです。
転機になったのは、初めてコメントをもらったときでした。
「この部分、共感しました!」という一言に、思っていた以上に心が動いたんです。
そのおかげで「次はこんな記事を書いてみよう」と自然にアイデアが湧いてきました。
正直、数字よりも“人とのやり取り”の方が続ける力になるんだと気づいた瞬間でした。
ここで学んだのは、記事は一方通行では続かないということ。
「自分が伝えたいこと」を書くだけでなく、読者の反応や疑問を拾って記事に活かすことで、書くのが楽しくなるんです。
実際、僕はコメントやSNSでのDMから次の記事のネタを得ることが増えました。
「こんなテーマ求められてるんだ」と思えると、自然と“読まれる記事”になっていくんですよね。
ブログは発信ツールであると同時に、読者と一緒に育てていく場でもあります。
自分一人で完璧な記事を作ろうとするよりも、読者との対話の中で形を変えていくほうが、長く続けられるし、何より楽しい。
「書くことが苦しい」から「書くことが楽しい」に変わったのは、この視点を持てたからでした。
まとめ|「伝わる記事」は一人で完結しない
ここまで紹介してきたのは、
- 自分の日記ではなく「読者目線」を意識すること
- ブログの外にも「入口」を作って届けること
- 読者との関係を育てながら記事を磨いていくこと
という3つの工夫です。
僕自身、最初は「書いたのに全然読まれない…」と何度も心が折れそうになりました。
記事を公開しても反応ゼロで、「やっぱり自分には向いてないのかも」と感じた日もありました。
でも、この3つを少しずつ意識するようになってから、記事が届く実感が増えたんです。
数字だけでなく、読者からの声や反応が“続ける力”になっていきました。
だから提案したいのは、難しい戦略ではなくシンプルな一歩です。
今日の記事を書くとき、「これは誰に届けたいのか?」を考え直してみてください。
それだけで文章の方向性が変わり、読者にスッと届く記事になります。
ブログは「伝える」よりも「一緒に育てていく」場所。
あなたの記事が、誰かの心に残る一歩になるように、まずは小さな工夫から始めてみてください。