ブログを始めてみたものの、最初にぶつかる壁が「ネタがない問題」じゃないでしょうか。
僕も例外ではなく、パソコンを開いてはタイトルすら思いつかずに時間だけが過ぎる日が何度もありました。
でも今振り返ると、“ネタがない”のではなくて、“ネタの探し方を知らなかった”だけだったんです。
この記事では、僕が実際にやって効果を感じた「ネタ探しのシンプルな3つの方法」を紹介します。
専門知識や特別な経験はいりません。
日常や気づきの中から、誰でも記事の種を見つけられるようになります。
「何を書けばいいかわからない」で立ち止まっている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1|「読んだ・見た・聞いた」を自分の視点で残す

僕が最初にネタ探しでつまずいたのは、「自分の生活って大したことないし、書けることなんてない」と思い込んでいたときでした。
でもある日、本を読んでいて一文にハッとしたんです。
その言葉をメモしておき、そこから「自分はどう感じたか」「過去の経験とつながる部分はあるか」を書き出したら、不思議と記事の核になりました。
同じように、映画を観て「この場面って、あのときの自分の気持ちに似てるな」と感じたことを残したら、それだけで一つの記事に膨らませることができたんです。
ここで気づいたのは、ただ「感想」を書くだけでは弱いということ。
大事なのは、インプットに“自分の視点”を加えることでした。
読んだこと・見たこと・聞いたことを、そのままアウトプットするのではなく、「それを受けて自分はどう思ったか」を重ねると、自然にオリジナルの記事になるんです。
やり方はシンプルです。
- 本から学んだこと+自分の体験
- 映画を観て感じた気づき+日常のエピソード
このように「インプット×自分の経験」をセットにするだけで、他の誰にも書けない記事が生まれます。
2|「自分の過去」を掘り起こす

僕が一番「読まれた」と実感したのは、意外にも自分の失敗談を書いた記事でした。
うまくいった話よりも、挫折したときのこと。
副業で全然結果が出なくて「もうやめようかな」と思っていた時期のリアルをブログに書いたら、思った以上に多くの反応をもらったんです。
そこで気づいたのは、「同じ悩みを持つ人ほど共感してくれる」ということ。
僕にとっては恥ずかしい過去でも、誰かにとっては「自分だけじゃない」と安心できるきっかけになるんですよね。
ノウハウ的に言うと、「過去の自分に伝えたいこと」を記事にすると書きやすいです。
例えば、
- 当時の自分が知っていたら救われた考え方
- 失敗から学んだ小さな工夫
- あの頃の自分に言ってあげたい励ましの言葉
こうやって「過去の自分」に手紙を書く感覚で文章にすると、不思議と同じ状況の人に届きやすくなります。
過去の自分を振り返ることは、読者にとって“共感の種”になるだけじゃなく、書いている自分自身にとっても整理や癒しにつながるんだと思います。
3|「人との会話」からヒントをもらう

記事のネタって、自分一人で考え込むとすぐに行き詰まりますよね。
実際、僕も最初は「何を書けばいいんだろう…」とパソコンの前で固まってばかりでした。
でもある日、友人との雑談の中で「それ、記事にしたら面白いんじゃない?」と言われたことがありました。
気づけば、その一言が次の記事のテーマになり、思った以上に読まれたんです。
同じようにSNSでのやり取りや、ブログでいただいたコメントやDMも大きなヒントになります。
「この質問って、きっと他にも知りたい人がいるな」
「このやり取り、記事にまとめれば役立つかもしれない」
そんな風に考えると、ネタは無限に湧いてくるんですよね。
つまり、ネタは“自分の頭の中”からひねり出すより、誰かとの会話の中から拾った方が圧倒的に見つかりやすいんです。
コメントやDMから「記事化できるキーワード」を拾うのがおすすめです。
質問や悩みは、そのまま記事の種になります。
僕も「副業を始めたいけど何から?」というDMをもらったとき、そのまま記事にまとめたら、想像以上に反応がありました。
会話はただの雑談で終わらせずに、「次の記事のヒント帳」として受け取る。
そう意識するだけで、ネタ不足に悩む時間がぐっと減ります。
まとめ|「ネタ切れ」は工夫で解決できる
ここまで紹介してきたのは、
- 「読んだ・見た・聞いた」を自分の視点で残す
- 「自分の過去」を掘り起こす
- 「人との会話」からヒントをもらう
という3つの工夫です。
僕はこの3つを意識するようになってから、ネタに困る時間がぐっと減りました。
むしろ「これも書きたい」「あれもシェアしたい」と前向きに考えられるようになったんです。
大切なのは、ネタは“どこか特別な場所”にあるんじゃなく、日常の中に転がっているということ。
ぜひ今日から「気づきを1行メモする」習慣を始めてみてください。
その1行が、あなたの記事を支える大きな種になるはずです。
「ネタ切れ」は才能不足じゃありません。
工夫次第で、誰でも抜け出せます。